当院の特徴 高齢者のペインクリニック療法

高齢者の痛みと神経ブロックの有効性

ご高齢の方やご家族の方のなかには、「治療は安全か?」、「痛いうえに治療でさらに痛い思いをするのではないか?」などと心配されてはいませんか?

高齢者の痛みと神経ブロックの有効性

近年、さまざまなストレスの増加や高齢化社会に伴い、慢性の痛みは増加しています。痛みは日常生活動作の低下や活動意欲の低下を招くため、高齢者の方にとっては行動範囲を狭くするだけでなく、心の病にまで発展することがあります。また知らず知らずのうちに、家族や周りの人たちをも巻き込み、自身の問題ではおさまりきらない事態へ発展してしまうこともあります。

痛みがこれ以上強くならないように、また運動機能を低下させないためにも、高齢者の方はできるだけ早く診断し治療を始める必要があります。
手術の適応にならない痛みはもちろん、原因がはっきりしていて手術をすれば治るケースでも年齢や他の持病があるために危険で手術ができない、または本人が望まれないような場合にも、神経ブロックは良い適応となります。また慢性化している今の痛みは、手術の方がより効果的であったり、手術をしないで放置しておくと日常生活に大きな支障を引き起こす可能性があり、このような場合は適切な医療施設を紹介させていただきます。
少しでも痛みを軽くし、運動機能を保持さらには増進させながら、いきいきとした生活を取り戻すことができるようお手伝いいたします。

神経ブロック治療を受けられた高齢者の事例(2012年8月31日現在)

神経ブロック治療を受けられた高齢者の事例

70〜80歳代の方はもちろん、90歳代の方も治療を受けられています。

88歳 女性 三叉神経痛にて三叉神経節ブロック(ガッセル神経節ブロック)治療
92歳 男性 三叉神経領域の帯状疱疹による痛みで眼窩上神経ブロック、星状神経節ブロック治療
87歳 女性 頚椎症による首〜後頭部、首〜腕にかけての痛みで頚神経根ブロック、頚椎椎間関節ブロック治療
89歳 女性 胸椎圧迫骨折による背部〜胸部にかけての痛みで胸部硬膜外ブロック、後枝内側枝ブロック治療
95歳 女性 腰部帯状疱疹による痛みで腰部硬膜外ブロック、腰神経根ブロック治療
89歳 女性 腰部脊柱管狭窄症による腰下肢痛で腰部硬膜外ブロック治療
86歳 女性 腰椎圧迫骨折による腰痛で腰椎椎間関節ブロック、後枝内側枝高周波熱凝固ブロック治療
88歳 男性 腰部脊柱管狭窄症による腰下肢痛で腰神経根ブロック治療
76歳 女性 腰部脊柱管狭窄症の腰椎手術後に残った痛みで硬膜外神経形成術
85歳 女性 変形性股関節症による股関節部の痛みで股関節造影ブロック治療
95歳 女性 変形性肩関節症による肩の痛みで肩関節造影ブロック、変形性膝関節症による膝の痛みで膝関節造影ブロック治療

安全対策の徹底

安全対策の徹底

  • 治療の前には原因の正確な診断に努めるとともに、全身のチェックを行います。
  • 清潔操作を徹底しています。
  • X線透視、超音波(エコー)を用いた正確かつ安全な治療に精通しています。
  • 治療中および治療後の安静時間中は、生体モニターによる監視と看護で患者さんを見守ります。
  • 治療後、十分な安静時間を確保しています。
  • 遠方から来院される方には、治療内容によってクリニック近くの契約ホテルに泊まりながら、安心して治療を受けていただくこともできます。

治療への安全対策

治療に伴う痛みの軽減

治療に伴う痛みの軽減

  • 治療に伴う痛みはできるだけ少なくなるように治療手技の工夫をしています。
  • 治療に当たっては十分に局所麻酔をして痛みを感じない状態で行います。
  • 神経ブロックをはじめ使用する針の多くは、採血や点滴の針よりも細いものを用い、組織への侵襲と痛みをできる限り軽くします。

痛くない治療を目指して

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